市川海老蔵さんの会見によって明かされた、妻・麻央さんの乳がん。北斗晶さんが乳がんだと公表されたのも記憶に新しいですよね。
実はわたしの知人の中には若くして乳がんで亡くなっている方がいます。
今の日本は乳がんになる女性が急激に増えているそうです。なんと日本人女性の12人に1人が乳がんを発症しているとのこと。この数字は10年前と比べて1.6倍になったとも言われています。
いまや日本人女性にとって他人事ではない乳がん。
いったいどんな症状がでるのか、自己検診を行うべき理由・自己検診の方法をまとめました。

【スポンサードサーチ】




乳がんとは?どんな症状がでるの?

110588
乳がんとは『乳腺』にできる悪性腫瘍のことです。

悪性腫瘍は大きくわけて「非浸潤がん」と「浸潤がん」にわけられます。
「非浸潤がん」はがん細胞が発生した場所にとどまりますが、「浸潤がん」は血管やリンパ管を通って全身に移行していきます。

乳がん発見の一番のきっかけは「しこり」です。
「お風呂あがり、いつものように体を拭いていたら何だか今までにない感触がした…」 こんな些細なことで乳がんがみつかる方もいます。
また、左右の乳房の違いも重要です。同じ高さだった筈の乳首の位置が変わった、などの変化が起こる場合があります。
乳房だけではなくわきの下にしこりが出る場合もあります。

主な自覚症状
  • しこりがある
  • 乳房の皮膚がつっぱったり、くぼんだりしている
  • 乳頭がへこんだ、陥没した
  • 乳頭から血の混じった分泌物が出る
  • 渋さの皮膚がオレンジの皮のように変色している
  • 乳頭がただれる
  • わきの下にしこりがある

乳がんは自己検診を行うべき。その理由とは?

110586
乳がんの大きな特徴は「自分自身で発見できるがんである」という点です。
なんと乳がんの60%以上は自己検診によって発見されているんです。

早期発見し、治療を行えば約90%の方が治ると言われている乳がん
自分の乳房・ひいては自分の命を守るためには、少しでも早く発見することが重要。

自分の目で・手で見つけることができる数少ないがんですから、普段からきちんと自分の胸の状態を把握していることが大切です。

スポンサーリンク

定期検診はどのくらいの頻度で受ければいい?マンモグラフィ検査と超音波検査

106402
日ごろのセルフチェックだけではなく、定期検診を受けることも大切です。
会社にお勤めの方は、年一回の健康診断の際にオプションなどで追加するとよいでしょう。
40歳以上の女性の場合は、自治体による検診が2年に一度実施されていますので、そちらを利用すると比較的安い値段で検診を受けることができます。

マンモグラフィ検査とは

マンモグラフィ検査は、乳房専用のレントゲン検査です。
撮影台の上に乳房を乗せて、板で圧迫して薄く伸ばした状態でレントゲン撮影をします。
圧迫し乳房を伸ばすので、人によっては痛みを感じます。痛み方には個人差がありますが、乳腺が発達している人のほうが痛みを感じやすいとか。
マンモグラフィ検査はX線を使用するため、妊娠中の方は避けましょう。

超音波検査(エコー)とは

乳房に超音波をあてて、その反射波を映して乳房内部の状態を検査するのが超音波検査です。
乳房にジェルを塗って、センサーをあててモニターに乳房内部の画像を映し出します。
超音波検査はX線の使用はありませんので、妊娠中の方でも受けることが可能。
また痛みは一切ありません。

欧米では60~80%の女性が2年に1回の割合でマンモグラフィ検査を受けているそうですが、日本でのマンモグラフィ検査の受診率は30%を超える程度とのこと。
欧米に比べて検査の意識が薄いのも、乳がん患者の増加を止められない要因なのかもしれません。
しかしながら日本人は乳腺の密度が高く、マンモグラフィ検査だけでは乳がんが見つけにくいのが現状なんだそうです。
マンモグラフィ検査で「異常なし」と判定されても、実のところは「乳腺がつまってるからハッキリわからない」という場合もあるのだとか。
マンモグラフィ検査だけではなく、超音波検査も定期的に受けたほうが良さそうですね。
頻度としては可能であれば1年に1回、最低でも2年に1回は受けるようにしましょう。

乳がん検診を受診できる病院を探してみよう!

乳がんの自己検診(セルフチェック)の方法

乳がんの自己検診をするのに適した時期の目安は、生理が始まって1週間~10日頃。 閉経している方は、毎月覚えやすい日を決めてセルフチェックを行いましょう。

チェックポイントは以下の6つ。

・乳房の変形や左右差はないか
・しこりはないか
・ひきつれはないか
・くぼんでいる箇所はないか
・ただれていないか
・出血や異常な分泌物はないか

入浴前には鏡の前で、乳房や乳頭のチェックしてみましょう。
両腕を下げた状態・両腕を高く上げた状態で変形や左右差がないか、また乳頭を軽くつまんで血のような分泌液が出ていないかを確認しましょう。

入浴中には、腕をあげて乳房の表面をぐるぐるとうずまきを描くように手をすべらせて、しこりがないかを調べます。手に石けんをつけておくと滑りがよくチェックがしやすいです。
また、わきの下のリンパ節が腫れていないかも確認をしましょう。

おやすみ前にはベッドの上で仰向けになり、腕を上げて乳房の内側半分を指の腹で軽く押しながら調べていきます。
終わったら腕を下げて、今度は乳房の外側半分を指の腹で軽く押しながら調べていきます。
そしてわきの下に手を入れて、しこりがないかを確認します。

これらのチェックを毎月行うことで、些細な変化にもすぐに気がつくことができます。
少しでも変化に気づいたら、すぐに乳腺外科・乳腺科・乳腺分泌外科などの表示のある病院やクリニックを受診しましょう

乳がんについての疑問-原因は?遺伝する?

乳がんの原因は何?

乳がんも他のがんと同じように遺伝子の病で、細胞の遺伝子異常の蓄積によって発生します。
発生・進展ともにホルモンに依存している点が乳がんの特徴なんだそう。
飲酒する習慣や、閉経後の肥満は乳がんのリスクが高くなることは確実と言われています。

乳がんは遺伝する?

乳がんの中には遺伝するタイプもあります。
乳がんと一言でいっても様々なタイプがありますので、一概に遺伝するとは言えません。
ですが、家系の中に乳がん経験者がいる場合は発症リスクが高くなるのは確かです。
特に母親や姉妹に乳がんになった方がいる場合は、いない場合に比べてリスクは2倍以上になると言われています。

乳腺症や乳腺炎は乳がんと関係ある?

乳腺症は、30~40歳代の方にみられる疾患で、卵巣から分泌されるホルモンの関係で月経周期と連動するしこりや痛みが伴うことがあります。
乳腺炎は、授乳期に母乳が乳房にたまってしまったり、細菌の侵入によって乳房が炎症してしまい、腫れや痛み・しこりなどが症状として表れます。

基本的にはどちらも乳がんの発症には関係はありませんが、乳頭から血が混じった分泌物が出たり、痛みがないのに腫れたりする場合は病院を受診しましょう。

20代でも乳がん検診を受けたほうがいい?

乳がんは30歳代から増えていく病気ですが、近年ではどんどん発症する人が増えています。
若いうちから気をつけておくことは大切なことです。
セルフチェックを怠らず、もし家族の中に乳がんになった方がいる場合は20歳代でも検診を受けることをおすすめします。

男性も乳がんになる?

男性も乳がんになる可能性はあります。
乳がん全体の1%と僅かではありますが、女性の乳がんと同じように早期発見が大切です。

まとめ

212173
今や日本人女性の死亡者数の上位にきている乳がん。早期発見をすれば治る病です。
普段からチェックを怠らず、異常をみつけたらすぐに専門病院へ行きましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事