パッと読むための目次
40代、50代ぐらいになると見た目で気になってくるのは肌だけではありません。
白髪とかもこめかみや頭頂部あたりからちらほら見えるようになってきますよね。
最初は数本だから切ったりして対応していますが、本数が多くなるとそうはいきません。
そのため白髪染めを使用している人が多いと思います。
一度染めるだけで1か月ぐらいは気にしなくても良いのですが、ここ最近「白髪染めは成分的にあまり良くない」という話を聞いたりしますよね。
でも一度染める事で定期的に使わないと根元が白髪で目立ってしまうので途中でやめるわけにもいかないものです。
「なんか他に良い方法がないかしら?」という人におすすめしたいのが白髪染めトリートメントです。
最近は白髪染めから変更している人が増えてきているんです!
そもそも白髪染めトリートメントとは?
今、一般的に流通している白髪染めトリートメントはシャンプーなどをした後にトリートメント感覚で髪につけ指定された一定時間を放置してから洗い流すという方法です。
トリートメントという言い方をしていますが、ほとんどの商品がヘアマニキュアの方法です。
白髪染めトリートメントのメリット・特徴まとめ
白髪染めトリートメントを選ぶことで結構、多くのメリットがあります。
通常のヘアカラータイプに比べてこっちの方が良い!って思うようになりますよ!
髪が痛みにくくなる!
白髪染めでこれまで主流になっていたヘアカラー方式の場合、髪の内側から脱色した後にカラーを入れ染めていきます。
そのため髪も傷みやすくボロボロ、ツヤサラのストレートのような髪を維持する事は難しく、髪もよれてまとまりにくい髪質になっていく事が多いです。
一方、白髪染めトリートメントのヘアマニキュアタイプだと髪の外側に色をコーティングするような要領になります。
髪の内側へ薬剤によって起こるダメージもありません。
その為髪が痛みにくくなるといったメリットがあります。
髪は一度傷んでしまった部分は元に戻る事はありません。
なのでどちらかというと「これ以上痛まないようにするケア」というのが必要なのです。
それを考えるとヘアカラータイプによる痛みは避けたいですよね。
トリートメントタイプは何回染めても髪が痛むといった心配もないですし、コーティングされている分、さらさらした仕上がりになります。
体調面の危険リスクが減る
ヘアカラータイプの白髪染めって体に良くないって話、聞いたことありませんか?
ヘアカラーは髪の内側から一度、色素を抜くブリーチをしてカラーを入れていく方法なのはわかったと思いますが、髪の色を抜く、色を入れ込んで染めるといった事をするために使用している薬剤で良くない成分が使われているのです。
パラフェニレンジアミンやアミノフェノール、過酸化水素などです。
これらの成分は毒性も強く、発がん性もあるといわれています。
実際にアメリカの国立ガン研究所の調査によると、ヘアカラータイプの白髪染をしている女性はリンパ種にかかるリスクが50%増えるといった報告がされているぐらいです。
これまで美容室でヘアカラーをしている人の場合、美容師さんのやり方では頭皮(皮膚)につかないように根元ギリギリから薬剤をつけていく方法で行われています。
ところが安くて1000円ぐらいで買えるからといった理由で自分で白髪染めを買って使っている人も多いですよね。
この場合、根元からしっかり染めようとして頭皮にもつけて染めているなんてこと、ありませんか?
皮膚から白髪染めの毒性を吸収してしまう可能性も高いので後々の健康面に影響が出る可能性も無いとは言えませんよね。
出来ればヘアカラーは避けるようにした方が良いでしょう。
白髪染めトリートメントの場合、天然成分を扱っており、ヘアカラータイプのような薬剤は使っていないものが多いです。
そのため、染める時に頭皮についても危険性は少なくなりますし、後々の健康面の影響なども少なくなります。
敏感肌の人、アレルギー体質の人にも
ヘアカラータイプの白髪染めは先ほどお話した通り、強い薬剤が使われているので肌への刺激も強いです。
当然ですがアレルギー体質で肌トラブルが起きやすい人や敏感肌の人が使うのはおすすめできません。
白髪染めトリートメントの場合、天然成分を多く使用している商品が多いので比較的お肌へのダメージが軽減されます。
そのため、敏感肌の人、アレルギー体質で悩んでいるという人でも使用できる商品が多いのも特徴です。
自分で手軽に出来る!
ヘアカラータイプの白髪染めは薬剤成分が強いため、自分で染めようとすると準備が大変です。
肌を保護するクリームを塗って手袋、服にもつく可能性があるからケープも必須です。
そしてなるべく頭皮につかないように、かつ白髪が目立たなくなるように根元ギリギリのところで薬剤をつけるといった作業を考えると面倒ですよね。
染めている時ににおいも気になったり、洗い流している時に場合によってはちゃんと流しきれていない事も考えられます。
一方、白髪染めトリートメントの場合、シャンプーをした後に手に取って直接髪になじませる、そして一定時間をおいてから流す。
この工程を繰り返す事で徐々に染まっていきます。
この方が手軽に、そして強い薬剤の心配もなく安心して出来ますよね。
お風呂に入ったついでに出来るという点も便利です。
白髪染めトリートメント7つの成分比較・口コミ・評判
今では色々な種類の白髪染めトリートメントが出ていますので、「使ってみたいけどどれがいいの?」といった疑問も出てきますよね。
今回は人気のある7種類のトリートメントをご紹介します。
実際に使った事がある人の口コミもご紹介しますので選ぶ際の参考にして下さいね!
利尻ヘアカラートリートメント
累計1700万本も突破している人気のトリートメント。
髪に良い利尻昆布をはじめとして植物由来の28種類のうるおい成分を配合しています。
髪や頭皮の事を考えてジアミンをはじめとしてタール系色素、パラベン、酸化剤、シリコン、香料、鉱物油などを使用していない無添加処方です。
アレルギーテスト、パッチテスト済。
イオンカラーとナノ分子カラーを採用してきれいな発色を実現、この技術に加え、シコンやウコン、アナトー、クチナシといった植物性の天然色素を使用しています。
髪を補修しつつ染めていく方式です。
ライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラックの4種類のカラーがあります。
手で直接塗ってしまい、一時的に手に色がつくので大丈夫?と心配でしたがしばらくすると落ちます。
髪が乾いた状態で塗ってビニールキャップをして30分ぐらいおいたりしています。
数回やっていくとある程度の白髪はカバーしてくれます。
ルプルプ
武田久美子さんも愛用しているトリートメントカラーです。
植物由来の天然染料を使用、手についても比較的簡単に落とすことが出来ます。
香料、鉱物油、タール系色素、ジアミン系酸化除毛剤などを無添加処方、肌の弱い人でも安心して使用できるようにアレルギーテスト、パッチテストを行っています。
北海道産のガゴメ昆布のフコイダン細分が髪と地肌の保護に役立ちます。
フコイダン成分は低分子化と高分子化の2種類の大きさにしてあります。
低分子化は頭皮の奥へ、高分子フコイダンは頭皮部分のうるおいと保護をしてくれます。
美容成分も94%も配合されているのでトリートメントをしているかのような使い心地、オレンジ、ローズマリー、ラベンダーのエッセンシャルオイルで心地よい香りです。
ダークブラウン、ブラウン、モカブラウン、ソフトブラックの4色があります。
髪もサラサラになるのですごく良いです。
頭皮についても全然かゆくならないです。
ただ根本がちょっと染まりにくかったので3回ぐらいして染まるような感じでした。
レフィーネ ヘッドスパトリートメントカラー
白髪を染めながらヘッドスパも出来る!?
毛髪技術が高い事で有名なスヴェンソンから販売されているトリートメントカラーです。
植物由来の天然色素を使っており、キューテイクルを痛めることなく染める事が可能です。
ドイツのスレーター鉱山から湧き出るノルデナウの水を使用。
ドイツのファンゴも配合し頭皮の余分な成分を吸着してくれます。
また、ファンゴには天然ミネラル成分も豊富なので髪と地肌にも良いです。
更に10種類の天然補修成分と7種類の養毛成分を配合しています。
カラーはダークブラウン、ライトブラウン、マロンブラウン、ローズブラウン、ナチュラルブラックの5色あります。
購入して使ってみるとかゆみがない!と感動しました。
ついでにヘッドスパもやっているし、仕上がりもいい感じに色が入っています。
なので結構短い周期で使うようにしています。
LABOMO(ラボモ) スカルプアロマ ヘアカラートリートメント
髪の増毛などでお馴染みのアートネイチャーが開発、販売しているヘアカラートリートメント。
ジアミン系の成分を使用せず、独自の処方で髪にコーテイングされた染毛料の上にさらに独自処方成分をコーティングする事で染料の定着を早くしています。
そのため塗って3分で染まるそうです。
そして保湿効果とトリートメント効果のおかげで艶のある美しい髪に仕上がっていきます。
頭皮を健やかに保つ7種類の美容保湿成分、香水のように時間の経過に伴って香りが変わるよい使い心地の香りを実感できます。
ナチュラルブラック、ダークブラウン、ブラウンの3色があります。
なので染めるペースも早いし、お値段で考えてもちょっとコスパがどうかなーって感じます。
グローイングショット
ポーラから販売されている髪のダメージを修復しながら白髪を染めるトリートメントカラーです。
2種類のカラー成分を使っています。
一つは吸着型で毛の外側のコーティング、浸透型は髪の内部に入り込むといった方法で髪を染めていきます。
いつも使っているコンディショナーの代わりに使え、放置時間も5分と短いです。
スパイスフローラルの香りで癒された気分になります。
そしてポーラ独自の技術も生かされています。
毛髪補修成分として5種類のセラミド、14種類のアミノ酸、トチャカエキスそ配合、頭皮環境を整える3種類の浸透型コラーゲン、オタネニンジン根エキス、パウダルコ樹皮エキスを配合、そしてポーラオリジナル成分として黒米エキスを採用しています。
カラーはブラックとブラウンの2色です。
後、私の場合となりますが、肌に合わなかったみたいで頭皮に刺激を感じました。
ラサーナ ヘアカラートリートメント
海藻ヘアトリートメントでも有名なラサーナから発売されているヘアカラートリートメントです。
粒子の細かいマイクロ染料が入り込み髪の内側からも染毛してくれ、髪のタンパク質に染料がイオンと結びつく事で外側からも染める事が出来ます。
紫根エキス、グアイアズレン、ウコンエキスといった具合に赤、青、黄の天然の染料を使い、髪を深く染めてくれます。
更にキューティクルの補修成分として真珠貝由来成分や羊毛由来成分、保湿成分としてブルターニュ産の海藻エキスを使用しています。
カラーはダークブラウンのみですが、ヘアカラースティック・ヘアカラームースタイプなどもあります。
色はちゃんと入ってくれているので満足しています。
トリートメント成分のおかげで髪もサラサラです。
使っていく度にだんだん髪もサラサラになるし白髪も目立たなくなってきました。
初めからこっちを使っておけば良かったです。
気のせいか他のカラートリートメントよりも無くなるのが早く感じました。
髪萌 HATSUMOE
ノンジアミンで作られているので頭皮が弱いと思って白髪染めを控えていた人でも安心して使用できます。
それだけではなく無添加へのこだわりとしてジアミン系だけでなく、パラベン、鉱物油、法定色素、酸化剤も不使用で作られています。
クチナシの天然色素を使い、ハーブ成分を使う事で地肌へのダメージも防ぐ処方になっています。
3種類のイオンカラーと小さい分子のカラー成分が髪の染まりを良くしてくれます。
3種類の植物オイルで髪にツヤを、ガゴメ昆布エキスも配合しているので髪のダメージケアにも役立ちます。
他にも頭皮のケアをしてくれる7種類の成分、そして艶のある髪を維持させる5種類の成分、計12種類もの植物成分を配合しています。
しっかり染めるカラーアップと、色の維持と髪のケアをしてくれるカラートリートメントがあります。
1回目である程度色は入ったけどまだ完全には入っていない感じです。
何回か繰り返せば入ってきそうなので使ってみます!
根本以外はある程度染まってくれています。
石けんを使って洗っていたら落ちました。
髪はサラサラになるので良いなと思います。
白髪染めトリートメントはこんな人におすすめ!
白髪染めトリートメントは色々なメリットがあるので多くの人に使ってほしいのですが、特にこんな人にはお勧めしたいです。
- ヘアカラータイプの白髪染めを使うようになってから髪のまとまりが悪くなってきた
- 髪の痛みが気になる
- 敏感肌、アレルギーがあるからヘアカラータイプが使えない
- 体にリスクの少ない白髪染めをしたい
- 髪だけでなく、頭皮ケアも考えている
- 子育てが忙しくて白髪染めする時間が取れない!
白髪染めトリートメントのデメリット・弱点は?
白髪染めトリートメントはメリットばかりではありません。
特徴面を考えるとデメリットや弱点もあります。
これらを理解しつつ、使うようにしたいものです。
明るめのカラーはむつかしい
ヘアカラーのように一度ブリーチをするという作業がないので今の髪色よりも明るくしたいというのは出来ません。
もし明るめのはっきりとしたカラーを入れたいという場合は、美容室でヘアカラーをするしか方法がありません。
ややお値段がかかる
白髪染めでもヘアカラータイプは1000円以下で購入できるものも多かったと思います。
ですが、白髪染めトリートメントの場合、大体2000円~3000円ぐらいのものが多いです。
そう考えると費用が若干かかるようになります。
一気には染められない
トリートメントタイプの白髪染めは使用するたびに少しづつ色素がコーティングされ染まっていく方法になります。
そのため一度の使用ではっきりと色を染めたいという状況は無理です。
何回か使っていくうちに徐々に染まっていくという事を考慮して使うようにしましょう。
ヘアカラーよりは落ちやすい
トリートメントタイプの白髪染めの色もちは2週間ぐらい、早い人だと1週間ぐらいで落ちてしまう場合もあります。
これはシャンプーをするたびに徐々に落ちていくという特徴があるからです。
なのでヘアカラーよりは色もちが悪いという点があります。
ただ、ヘアカラートリートメントは手軽に出来るという部分もありますので定期的に使っていく事でこれらのデメリットはカバーできるようになります。
まとめ
ハッと気がついたら増えていることがある白髪。だけど数本のために髪の毛全体を傷めてしまう必要はありません。
普段のトリートメントを白髪染めトリートメントに変えて対策してみてくださいね。